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EMSトレーニング関連コラム

お腹が気になるので腹筋のEMSトレーニングを始めたいけどデメリットってある?

EMSトレーニングは寝ながらでも筋肉トレーニングが出来ると評判のダイエット機器です。しかしその仕組みなどを正しく理解して使用されている方は少ないのではないでしょうか。ここではEMSの仕組みなどを紹介しながら、本当にデメリットは無いのかについて解説します。

まずEMSとは電気による筋肉刺激の頭文字を取ったものですが、電気刺激というと身体に悪そうなイメージもあります。本当に体に害が無いのかなどについて腹筋のトレーニングを中心に詳しく解説していきましょう。

EMSトレーニングのデメリットを挙げてみると

EMSは筋肉に電気刺激を与える事で筋肉を鍛えるトレーニング方法です。なぜ電気刺激を与えると筋肉が発達するのかについて説明すると、電気刺激を受けた筋肉は激しく伸び縮みをする事で、筋肉繊維が切れます。そして身体が切れた筋肉繊維を再生しようとする際には、同程度の動きでは切れないようにより強靭な筋肉繊維に再生を行います。

この再生を「超回復」といい、全ての筋肉トレーニングは超回復を何らかの方法によって行わせるトレーニングであると言えます。ですので別に筋肉繊維が切れるからと言って心配をする必要は無いのですが、電気刺激を受ける事は本当に体に害が無いのでしょうか?

結論から言えばほぼ害はありません。ただし稀に極めて電気を通しやすい体質の方もいらっしゃいますので、そうした方は強い電気刺激を受けると筋肉痛などの症状が出る場合もあるそうです。しかしほとんどの家庭用のEMS機器の性能ではそんなに強い電気刺激を発生させる性能はありませんので安心してください。

他のデメリットとしてはEMSは通常の筋トレの何倍ものスピードで筋肉を動かすため、あまり長時間続けて使用すると悪影響があります。しかし説明書を読んでいただければ適切な使用時間などが記載されておりますので、説明書通りの使用をしていただいていれば問題はありません。

最後に「あまりにも簡単すぎる」という点も場合によってはデメリットになるかと思います。基本的に寝ていればいいEMSはとても楽なトレーニング方法なのですが、楽過ぎるがゆえに達成感があまり感じられないかもしれません。

基本的にはメリットが勝っている

EMSのデメリットをざっと挙げてみましたが、ほとんど問題ない事がお判りいただけたと思います。もともとEMSは寝たきりの方が筋力を落とさないようにする治療のために開発された機器なので、安全性には十分に配慮されているのです。

先ほど挙げた点も適切な使用法を行っていれば、特に問題は無いと思われます。つまりEMSを使用する際にはほとんどデメリットは存在しないといっていいのではないでしょうか。

最低限の注意点として使用した際に痛いと感じたり、頻繁に筋肉痛になるなど通常の使用ではありえない事が起こった場合には直ぐに使用を中断して、お医者様などの専門家の診察を受ける事をおすすめします。十分に安全なEMSトレーニングですが、絶対に事故が起こらないという訳ではありませんので、おかしいと感じたら直ぐに専門家に相談をしましょう。

基本的に正しい使用法でEMSトレーニングを行っていただいていれば、痛いと思う事はありません。痛いと感じたり、筋肉痛になったりするのであればトレーニング方法やEMSの使用法など何かが間違っている可能性が高いですので、一度トレーニングを中断して専門家の意見を仰いでみてください。痩せようと思って怪我をしてしまう事ほどつまらない事はありません。

EMSトレーニングにも限界はある

良い事だらけに見えるEMSトレーニングですが、当然ながら限界は存在します。具体的にはEMSはあくまでも筋肉を鍛えるためのトレーニング方法なので、ダイエットを行う際には他のトレーニングを併用してもらわないとあまり効果が上がらないという点です。

例えばお腹周りが気になるのでダイエット目的でEMSを始めたけれども、ちっともウエストが細くならない場合があります。残念ながらそれはEMSを過信して頼り切っているから起こってしまうのです。

人間の体の構造は皮膚の下に脂肪の層があり、最後に筋肉があります。EMSは筋肉だけを鍛えるトレーニングなので、脂肪を減らす効果はあまり無いのです。ですので、EMSだけを使用していると筋肉はついても脂肪は減らないので、一見すると見た目に変化が無いために「効果が無い」と勘違いしてしまうのです。

残念ながらそれは間違った考えで、せっかく腹筋が鍛えられて「痩せやすい身体」が出来ているのに、脂肪を減らすトレーニングを行っていないために効果が無いように誤解しているだけなのです。しっかりとジョギングなどの脂肪を減らすためのトレーニングをしてもらえれば、効果的にお腹周りをシェイプアップできるのです。

トレーニングの目安として、EMSを20分ぐらいしてもらったら1時間程度はジョギングなどを行ってください。それを3ヶ月ぐらい続けていただければきっと効果が実感できると思います。それでも痩せない場合には生活習慣に問題があるか、何らかの疾患の可能性も考えられますので一度お医者様に相談をしてください。

最大のデメリットは楽過ぎる事?

EMSトレーニング最大のデメリットは楽過ぎるがゆえに起こる事です。先ほども例に挙げましたが、せっかく腹筋を鍛えても痩せるためのトレーニングを行わないとダイエット効果は薄いのです。しかし「楽だから」という理由でEMSの仕組みをしっかりと理解しないで始めて、目に見える効果が無いからと止めてしまう。これが一番最悪のパターンなのです。

なぜかと言いますとEMSは一度止めてしまうと身体が電気刺激に対して抵抗を付けてしまい、再び始める時にはトレーニング効果が得られにくくなってしまうのです。人間の身体からするとやはり電気刺激というのは「身体に悪い物」に分類されてしまうので、段々と電気を通しにくい体質に身体が変化してしまうのです。

そうなると効果を出すためにはより強い電気刺激を発生させる機器が必要になり、そうした機器は基本的にお高くなりますので一見効果が無くてもEMSトレーニングは安易に止めないでください。どうして効果が出ないのか、一度自分の生活習慣やトレーニング内容を見直してみる事をおすすめします。自分で答えが出ないのであれば接骨院や専門ジムなどでEMSトレーニングを行っている所はありますので、そこで専門家の意見を聞いてみてください。

EMSは正しい使用法とトレーニングを行っていただければほとんどの方に効果がある素晴らしいトレーニング方法ですので、ちょっとやって直ぐに効果が無いからと諦めてしまうのではなく、3ヶ月は継続してトレーニングをしてみてください。

まとめ

EMSトレーニングで腹筋などを鍛える際にデメリットがあるかを解説しました。基本的に極めて安全なトレーニング方法である事がお判りいただけたと思います。ただし電気を使ったトレーニングであるため、最低限の安全管理はしっかりと行ってください。

家庭用の電力でも人間を殺すのには十分な威力があります。実際に家庭で感電死という事故は意外に多いのです。少しでも変だと感じたら直ぐに使用を中止してください、一番大事なのは命ですのでくれぐれもご注意をお願いします。