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EMSトレーニング関連コラム

太ももを鍛えるEMSトレーニングで注意したいデメリット

寝ながらトレーニングできるのが売りのEMSトレーニングですが、皆さんは詳しい仕組みをご存知ですか?EMSとは電気刺激を筋肉に与えて筋肉のトレーニングを行う方法です。今回は太ももを鍛える際に注意してほしいデメリットなどを紹介しながら、正しいトレーニング法などをご紹介します。便利で楽なトレーニング方法だからこそ意外な所に落とし穴があるのですが、皆さんはご存知でしょうか?

EMSトレーニングはとっても楽ちん

EMSのトレーニング方法はものすごく楽です。基本は寝ながらじっとしているだけでいいのですから。テレビを見ながらや寝る前のちょっとした時間で行えるので、お手軽ダイエット法として人気を集めています。

もともとは寝たきりの患者さんの筋肉が衰えないようにと開発されたのがEMSという治療法です。仕組みとしては筋肉に電気の刺激を与える事で筋肉の伸び縮み運動を行わせる事で、筋肉繊維のトレーニングを行えるのです。20分のEMSトレーニングでダンベル体操を何時間も行うのと同じ効果があるとも言われており、簡単で高い効果が見込める夢のようなトレーニング方法です。

EMSの機器で一番ポピュラーなタイプは鍛えたい箇所に電極パッドを張り付けて刺激を与えるタイプなので、腕・お腹・太もも・背中など色々な箇所を簡単に鍛える事が出来るのも魅力の一つでしょう。

EMSトレーニングを行える場所も自宅を始めとして、接骨院や専門ジムなど色々な場所で行う事が出来るので、自分のライフスタイルやトレーニングの目的に合ったトレーニング方法を選ぶ事が出来ます。

楽だからこそ依存しやすいのがデメリット

そんな良い所ばかりのEMSですが、一番の欠点は「楽だからこそ依存しやすい」という点です。確かにEMSは優れたトレーニング方法ですが、デメリットが無い訳ではありません。筋肉を鍛えるのには有効なのですが、脂肪の燃焼効果という点ではあまり期待できない事はご存知でしたか?

実はEMSダイエットを失敗してしまう大きな原因はEMSに対する「過剰な期待や依存」があるのです。いくら優れたトレーニング方法だからといってEMSだけに頼ってしまうのは良くありません。EMSは筋肉を鍛えるトレーニングですので、同時に脂肪を燃焼させるトレーニングを行わないと理想のボディは手に入らないのです。

テレビCMなどではまるでEMSだけでムキムキのボディが手に入る様に宣伝しているものもありますが、そうした物は「イメージ映像」で効果を解りやすく宣伝するための物なのです。人間の身体は皮膚の下に脂肪の層があり、そのさらに内側に筋肉層があります。ですのでテレビCMのようなムキムキの筋肉が欲しいのであれば、筋肉を付けると同時に脂肪を無くさないといけないのです。

そうした事を知らずにEMSトレーニングを始めてみて、筋肉が付かないと止めてしまう方がいらっしゃいますが、そうした方に言いたいのは「筋肉は間違いなく付いています。ただ脂肪で見えないだけなのです」という点です。EMSの仕組みをきちんと理解して正しいトレーニングを行いましょう。

太ももの鍛えすぎもデメリット

特に女性の方に気を付けていただきたいのが、太ももの鍛えすぎです。男性でもファッションに気を遣う方は特に注意が必要です。太ももは身体の中でも筋肉が付きやすい箇所なのです。「筋肉が付くならいいのでは?」と思われる方もいると思いますが、問題は気を付けないと丸太のように太くなってしまう点です。

具体的にイメージしやすいのが競輪の選手の脚です。まるで丸太のように太い太ももをしております。競輪は特に速筋と呼ばれる瞬発力に優れた表層の筋肉をたくさん鍛えないといけません。速筋の性質として太くなりやすい性質があるので注意しないとドンドン大きく育ってしまうのです。

特に女性の方は脚が太いと全体の見栄えが悪くなります。またパンツやジーンズといったタイトな服装は太ももが太いとつっかえてしまって穿けない事があります。ファッションを気にしない男性なら良いのですが、ダブダブのズボンは見た目が悪くなりがちです。場合によっては穿けるのはジャージみたいなものだけといったケースも考えられるのです。

はっきり言ってしまえば「ダサい服装」しかできなくなってしまう恐れがあるのです。しかも年齢や生活にもよりますが一度付いた筋肉は中々衰えません。特に10代の頃に鍛えぬいた脚の筋肉は30代や40代になっても健在なケースもあります。ダイエットをされるという事は「見た目」を意識される方だと思いますので、くれぐれも鍛えすぎには注意してください。ことわざにも「過ぎたるは及ばざるが如し」とありますが、筋肉の付け過ぎというのも考え物なのです。

それでもおすすめしたいEMSトレーニング

それでもダイエットにEMSトレーニングはおすすめです。要するにこまめに自分の見た目を意識して適度な筋肉量になる様に調整していけばいいのです。ちなみに筋肉の種類には速筋の他にインナーマッスルと言われるものがあります。文字通り体幹部に存在する筋肉で、速筋とは対照的に持久力に優れた筋肉です。また、インナーマッスルを使って人間は姿勢制御をしているので、インナーマッスルを鍛えると姿勢が美しくなる効果があります。

家庭用のEMS機器は基本的には速筋のみを鍛えてしまうので、同時にインナーマッスルを鍛えるトレーニングを行ってください。効果的なトレーニング法はいくつもありますが、基本的にゆっくり体を動かすトレーニングはインナーマッスルを鍛えるのに向いています。素早く動いてしまうと速筋が鍛えられてしまうので、ゆっくりした動きのストレッチなどが効果的です。

運動ではヨガや太極拳などを行うと効果的にインナーマッスルを鍛える事が出来ると言われています。ぜひEMSだけに頼るのではなくてこうした運動やストレッチを取り入れて、バランスの良い筋肉づくりを心掛けてください。

蛇足的なお話ですが、女性の方は特にインナーマッスルを鍛えるのがとってもおすすめなのです。姿勢が良くなると全体の印象もぐっと美しくなりますし、インナーマッスルが増えると基礎代謝といって一日に必要なカロリー量も増えるので、「太りにくい身体」になるのです。さらに筋肉量が増えるとそれだけ「熱」を多く発生させる事が出来るので、冷え性の改善にも役立ちます。

速筋と違ってインナーマッスルを鍛えても見た目は変化しませんので、筋肉の付き過ぎを気にする必要もありませn。EMSでインナーマッスルを鍛えるには業務用の機器がおすすめですので、専門のジムなどに通われる事をおすすめします。

まとめ

太ももを鍛えるEMSトレーニングで注意したいデメリットを中心にバランスのいい筋肉の鍛え方などを説明しました。別に速筋は悪者ではないのですが、見た目を気にされる方は鍛えすぎてしまうと邪魔な筋肉になってしまうのです。

ちなみに参考なのですがEMS機器のテレビCMに出演されているモデルさんが主に鍛えているのが速筋です。ああした肉体美を求めるのであれば、インナーマッスルより速筋を中心に鍛える事が重要となるのです。