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EMSトレーニング関連コラム

リハビリを成功させるのに効果的なEMSトレーニング

EMSトレーニングは元々は寝たきりの方の筋肉トレーニング方法として開発されたため、色々な病気や怪我などのリハビリを成功させるためにとても効果的なトレーニング方法です。特に寝ながらでもトレーニングが可能なので、身体に負担の掛けられない方でも行う事が出来ます。せっかく病気が完治しても元の身体に戻れないのでは嬉しさも半減です。ここでは効率的なEMSトレーニングをご紹介します。

元々はリハビリのために開発されたEMSトレーニング

EMSは元々寝たきりの方の筋肉トレーニング目的のための医療機器として開発されました。今でも多くの病院や接骨院といった医療機関でEMS機器は利用されています。寝ながらでも効率的な筋肉トレーニングが出来るので、どんな方でも使用する事が出来て高いトレーニング効果を得る事が出来ます。

一口にリハビリといっても症状や怪我の状態やどれだけ完治しているかによって用いられる方法は様々ですが、どの段階においても基本的にEMSトレーニングは高い成功率を持っていると言われております。

元の生活が送れるようになりたいと思うのは病気や怪我をされた方の共通の願いだと思います。しかしその道のりは決して簡単なものではありません、途中で投げ出したくなることもあるでしょうが、元の生活に戻れるかどうかはリハビリ期間の頑張りに掛かっていますので、何としても最後までやり遂げましょう。

特にご高齢の方は一度寝たきりになってしまうとあっという間にボケが進行する可能性が高いです。やはり人間は普段の生活にメリハリが無いと気分も沈みがちになりますし、変化が無い生活は精神的にも辛いものです。「健康な肉体に健全な精神が宿る」という言葉ではないですが、肉体も精神もバランスが取れないと人間は不健全になるのです。

あえて過激な表現を使わせてもらえれば「食う・寝る・遊ぶ」は健康な人生には不可欠の要素です。ストイックな修行僧のような生活は誰でも出来る訳ではありませんし、人間は「俗物」が9割以上を占めています。人生を楽しんでいいのです、ただし人生を楽しむには健康な肉体が必要不可欠です。

リハビリに効果的な疾患の種類

ではどんな疾患にEMSトレーニングは有効的なのでしょうか。まずは寝たきりの方の筋肉トレーニングにはもちろん効果があります、さらに足などを怪我してしまうと回復させる際にも足に負担が掛からないようにしないといけないのでEMSは効果的です。

他にも脳梗塞の後遺症の治療に有効という話もあり、糖尿病にも有効だという研究もあるそうです。EMSによる治療法もまだまだ研究途上にあり、今後も利用が期待できる分野の疾患や怪我は多いようです。

EMSという治療法自体はもう何十年も前から研究されていますが、まだまだ利用可能かもしれない可能性があるというのは驚きですが、とても未来に期待が持てる話でもあります。医学の世界も日進月歩で思わぬ発見がある事もしばしばです。例えば結核に使われる薬は実はもともとうつ病を治すために開発された薬だったという歴史もあります。ひょっとしたらこれからEMSの意外な利用法が発見されるかもしれませんし、医学の発展には期待をしたいです。

もちろん今でもEMSは様々な医療現場で活用されていますし、ほとんど副作用を気にしなくていい治療法なので応用の幅が広い事も魅力です。治療目的以外でも筋肉トレーニングやダイエット目的でも様々な製品が開発されていますし、そうした研究からEMSの新たな可能性が生まれる事が期待できます。

言い方は悪いですが「お金になる物」ほど研究が進み、新しい発見があるものなのです。例えば昆虫はカブトムシなどのメジャーな種類でも詳しい生態が判っていない事が殆どです。実は昆虫で最も研究が進んでいる種類の一つがゴキブリです。殺虫剤メーカーがより効果的な殺虫剤を開発するために丹念にゴキブリを研究したからこそ色々な生態が判ったのです。

逆にリハビリに使用してはいけない疾患

極めて有効なEMSトレーニングですが使用してはいけない病気もあります。代表的な例が心臓にペースメーカーを使用している方です。EMSは電気を利用したトレーニング方法なので、ペースメーカーを使用されている方には悪影響を及ぼしますので、絶対に使用しないでください。

また過去にけいれん発作を起こした経験が有る方や妊娠中の方はできれば使用しない方が望ましいです。病状を悪化させたり、胎児に悪影響がある可能性が高いですので、使用される場合には医師の許可と指導の下で行ってください。

その他にも血栓の病歴がある方や心臓やそこに近い部分に悪性腫瘍がある方も使用はしないようにしてください。ここまで挙げたような疾患をお持ちの方はお医者様からすでにご説明を受けていると思いますが、使用すると最悪命に係わるケースも想定されるので注意をお願いします。

そうした疾患をお持ちでない方でもEMSを使用する上で注意していただきたい点がいくつかありますのでご説明します。まずは使用した際に痛いと思った方はEMS機器の出力を下げるようにしてください。個人差があるのですが、電気を通しやすい体質の方はあまり強い出力だと痛みを感じる可能性があります。静電気でしびれるような痛みをEMSを使用した際に感じたらその可能性が非常に高いので直ぐに使用を中止するか、出力を下げてみてください。

また使用する度に筋肉痛が出る場合もEMSの出力が強いか、体質に合っていない可能性がありますので、出力を下げるなどの処置を行ってください。EMSを使っても基本的には筋肉痛にはなりませんが、長時間利用していると筋肉痛になる場合もありますので、筋肉痛になったら治るまではとりあえずトレーニングの間隔を空けてください。毎回EMSを使用する際に筋肉痛になる場合には使用の中止や医師に相談される事をおすすめします。

リハビリをする際の注意点

EMSでリハビリをする際の注意点ですが、まずは上記のような症状がある方は使用を控えてください。その上で医師の診察を受ける事をおすすめします。それ以外でも何か身体に不調を感じたら我慢せずに医師に相談される事をおすすめします。

健康な方が使用される際には問題がない事でも病気や怪我の後では身体も弱っていますので、細心の注意が必要になります。一番良いのは医師の指導の下でEMSトレーニングを行っていただければ安全ですので、ぜひ一度主治医の先生ともご相談してみてください。

せっかく病気が治ったのにリハビリで身体を壊してしまっては元も子もありません。医療機関でもEMSを取り入れている所はたくさんありますのでそうした病院などを利用されるのが一番安全かもしれません。

医師の指示には必ず従ってください

今まで書いてきたように何かあったらとりあえず主治医の先生に相談する事を心掛けてください。素人がアレコレ勝手に判断しても良い事はひとつもありません。判断はプロである主治医の先生にお任せするのが一番なのです。

お医者様にお話を聞いてみると「患者さんが勝手に薬を飲むのを止めてしまった」などの悩みをよく聞きます。お医者様が一番困るのが勝手な自己判断なのです。過去にも宗教などにハマってしまって医師の医療を拒否して患者が死亡してしまったというケースは何件か存在します。

現代医学が万能とは言いませんが、それでも素人が判断するよりもよっぽど適切な治療を施せます。くれぐれも自分で勝手な判断をしないで、お医者様の指示にはよく従うように心がけてください。

医師の指示には必ず従ってください

まとめ

リハビリでEMSトレーニングを成功させる方法を中心に解説をいたしました。寝たきりの方でも筋肉トレーニングが行えるEMSはとても優れたトレーニング方法です。しかし必ずしも万能の存在ではありませんので、注意点だけはきちんと守ってください。

医療でもそうですが、万能の治療法は存在しません。どんな治療にもメリットとデメリット、副作用などがあります。そうした事をよく知っているプロのお医者様の判断を信じてリハビリを行ってください。