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EMSの周波数が違うのは効果が違うことを意味する!

emsは、家庭で簡単に筋肉を鍛えられると話題のダイエット機器です。筋力トレーニングや運動が苦手な人、また時間が取れずにジムなどに通うことを諦めていた人に人気が高く、様々なものが出回っています。お手軽なものから、有名ジムやトレーナーによる監修のものなど、価格も機能も幅広い選択肢から選ぶことができますが、選び方を間違うと効果が半減してしまう場合もあるので、注意が必要です。

emsの仕組みについて

私たちが体や筋肉を動かす場合は、脳から出される微弱な電気信号を受け取ることで、筋肉に指令が行き渡ります。EMSはElectrical Muscle Stimulatiomの頭文字を取ったもので、直訳すると「筋電気刺激」です。本来、脳から筋肉に伝える指令を、emsのベルトを通して出すことで勝手に筋肉が動きます。
これにより、辛い筋トレをしなくてもベルトを装着さえすれば、筋肉を鍛えることが可能になります。もともとは、事故などで自分の意思で体を動かすことのできなくなった人のリハビリなど、医療用器具として使われていましたが、知識が無いと鍛えにくいインナーマッスルへの刺激ができることから、ダイエットや筋トレを目的に家庭用に使いやすくアレンジされたものが多く販売され、広く浸透してきています。

emsに使われる周波数の種類と特徴

emsはベルトから筋肉に、直接電気刺激を送ることで筋肉を強制的に動かしますが、周波数によって届く範囲に違いがありますので、筋肉作りやダイエットなど目的に応じて選ぶ必要があります。周波数には低周波、中周波、高周波、干渉波があります。一般に周波数が高くなるにつれ、より身体の深部にある筋肉へのアプローチが可能になります。
低周波のemsは、皮膚下数ミリ程度の部分に電気刺激を与え、速筋という瞬発力を発揮する際に使われる筋肉にアプローチするので、筋肉を強く大きくするのに効果的です。いわゆるシックスパックなど見た目に美しい腹筋を作りたい人に向いています。
一方、高周波のものは皮膚下10~15センチの深部にまで電気刺激が届きますので、遅筋と呼ばれるコアな筋肉を鍛えることができます。割れた腹筋にはなりませんが脂肪燃焼効果が高く、有酸素運動を組み合わせることで、より高いダイエット効果を得ることが出来ます。

emsを使う際の注意点

数あるemsの中でも、干渉波を使ったものがより深く広範囲に渡って、筋肉を刺激することが可能です。低周波は皮膚表面に近い筋肉に届き、筋肉を動かす効果があります。高周波は、インナーマッスルと呼ばれる通常の運動では鍛えることの難しい筋肉へのアプローチが可能ですが、筋肉を直接動かす効果はありません。そこでその両方のメリットをうまく組みあせたものが、干渉波です。
一般的には中周波に分類されますが、異なる周波数を組み合わせることで、体の深い部分にアプローチする高周波の効果と筋肉を動かす低周波の効果を得ることが可能です。高周波だけのものよりも、より効果的に遅筋を鍛えることができますが、もともとは鍼灸院などで使われる医療器具の側面が強く、高額なものが多いのが難点です。

まとめ

ひとくちにemsと言っても、周波数によって鍛えられる筋肉や届く範囲が異なります。emsを利用する目的は様々ですが、目的に合った機種を使わなければ狙った効果を期待することはできません。特にダイエット目的で高周波のものを使う場合は、インナーマッスルへのアプローチが可能で代謝アップが期待できますが、その効果を高めるためには有酸素運動が欠かせません。emsの仕組みや原理、周波数の違いを正しく理解し、自分に合った使い方をすることが重要です。

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