コラム一覧

EMSトレーニング関連コラム

腹筋を鍛えるときに効くEMSの周波数ってあるの?

emsは運動嫌いでも、雨で外での運動ができなくても、家庭で手軽に腹筋を鍛えられる点で、多くの人に人気があります。目的は様々ですが、ほとんどの人は引き締まったお腹を手に入れたいという願いから、emsを購入することでしょう。しかし中には、毎日使っているのに効果が出ないからと、途中で諦めてしまう人もいます。その原因の多くは、鍛えたい筋肉に合った周波数を使っていない点にあります。腹筋に最も効果的な周波数はあるのでしょうか。

 

速筋と遅筋の違い

私たちの体にはたくさんの筋肉があり、内臓組織にも筋肉がついています。その中でも鍛え上げられ、締まった腹筋は男女を問わず多くの人の憧れです。筋肉には速筋と遅筋があります。それぞれに合った鍛え方をしなければ、EMSの効果も全くと言っていいほどありません。

速筋は瞬発力に特化した筋肉繊維です。遅筋は持久力のある筋肉で、長距離を走る人はこの筋肉を重点的に鍛えています。速筋は鍛えることで、大きく肥大するため、シックスパックのように見た目のインパクトが欲しい場合には速筋を鍛えるのが効果的です。

遅筋は鍛えにくい位置にありますが、鍛えることで脂肪燃焼効果が高まるので、美しい体を作りたい人は遅筋を鍛えることをお勧めします。実は腹筋の大部分が遅筋で構成されているため、遅筋の特性を生かした鍛え方をしなければ、引き締まったお腹を手に入れることは難しいのです。

 

筋肉によって必要な周波数を知る

emsを使ってダイエットや筋肉を引き締めようと考える人はたくさんいますが、鍛える筋肉にあった周波数のemsを使わなければ、ダイエット効果も半減です。腹筋を鍛える場合、使う周波数によって効果が異なります。

速筋は皮膚の浅い部分にあり、遅筋は体の深部にありますが、速筋は鍛えることで肥大化するので、見た目にインパクトのある腹筋にする場合に効果的です。速筋を鍛える場合は低周波の電流によるアプローチが必要で、20ヘルツ程度の低周波刺激が効果的です。

一方、腹筋の大部分を占める筋線維である遅筋を鍛えるには、4000ヘルツ程度の高周波刺激が効果的です。美しくしなやかな筋肉にすることができ、鍛えても肥大化はしないので、いわゆるマッチョにはなりませんが脂肪燃焼効果が高くなるので、ダイエット効果を求める人にはおすすめです。

 

emsで腹筋を鍛える際の注意点

emsの多くは腹筋以外の部分にも使うことのできるものがたくさんありますが、多くは腹筋を鍛えることを目的として家庭用に開発されています。emsはベルトを装着することで電気刺激を与えるので、つらい筋トレをしなくても筋肉を鍛えられるという点が特徴です。

しかし、ただベルトを装着するだけではダイエット効果を発揮することはできません。低周波による刺激で速筋の筋肥大効果を求める場合は、emsによる電気刺激は有効です。

また高周波のemsや異なる周波数を組み合わせた電気刺激を与える、干渉波と言われる周波数の場合は遅筋へのアプローチがメインです。遅筋への刺激は代謝を上げる効果が高いため脂肪を燃焼しやすくしてくれます。しかしems頼みでベルトを装着するだけでは不十分で、必ず有酸素運動を取り入れなければ効果を感じられないので注意が必要です。

 

まとめ

テレビ番組や通販でemsの効果を目にし、ダイエットに取り入れたいと考える人は多いでしょう。しかし鍛えたいのは速筋なのか遅筋なのか、また周波数による異なる筋肉へのアプローチについて、きちんとした知識を持っていないと宣伝文句だけを真に受けて、目的とは違うemsを使うことになります。美しい筋肉を手に入れたい人も、インナーマッスルを鍛えてダイエット効果を得たい人も、より効果的に使うためにここで紹介した点を踏まえて選ぶようにしましょう。