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EMSベルトの危険性を理解して使おう

emsとは電気を使って筋肉を刺激し、収縮させるエクササイズ器具のことです。EMSベルトは身体に巻きつけて装着して利用するタイプのもので、頑張って体を動かすことをしなくても、勝手に筋肉を動かし引き締めてくれるということでとても人気があります。ですが、きちんと危険性を理解せずに使用すると逆に身体に悪い影響を及ぼしてしまうことがあります。

使用する上で知っておくべきこと、注意するべきことなどについてまとめていますので既に利用している人も、これから購入しようとお考えの方も、ぜひチェックしてください。

筋肉が解ける?

実際に発生したケースとして、emsベルトを使用したことによって横紋筋融解という症状になってしまったというものがあります。横紋筋融解症とは筋肉の成分が筋肉中に流れ出してしまう病気のことです。本来は事故や怪我、いくつかの種類の薬剤投与によって引き起こされるもので症状としては手足にしびれが出る、手足に力が入らなくなる、全身の倦怠感、筋肉の痛みやこわばり、尿の変色などです。通常かかることのない電流の刺激によって、同様の症状が起こってしまったと考えられています。

ただし、実際にこのような症状が発生してしまったのは、イスラエルで報告された1例のみです。そして非常に長い時間使用したことによってあまりにも過度な電気刺激を受けたことによって発症してしまったのです。製品に記載されている注意事項や守るべき使用時間などをきちんと守っていればそうそう起こるものではありません。ただし、こういったこともあったということは知っておいて、正しい使用方法を守るようにしましょう。

自己管理のためやけどなどが発生する可能性がある

その他に考えられる危険性としてはやけどなど肌の炎症です。これは国民生活センターも発表をしているもので、しっかり装着しないと接触した皮膚の一部に多量の電流が流れ、やけどの恐れがあるということです。モニターを使ったテストなども行っており、ベルトの通電している面と皮膚との接触面積が小さくなると、電流量が増えて痛みや皮膚が赤みといった症状が出ました。

EMS機器は医療現場や美容目的の施術の場面でも使用されています。こういったところで使用されているものは、家庭用のものとは違って業務用のとても高額なものです。また、専門的な知識を持った医師や技術者がきちんと管理をしている中で使用するものですのでやけどや肌の炎症などが発生することはほとんどありません。

しかし家庭で行う場合には全て自分の責任の元に行うことになり、より早く効果を出したい!という思いから本来の使用方法を守らずに使用してしまうということが多くあります。そうすると、過度な刺激によってやけどなどが発生してしまうこともありますので自己管理であってもきちんと使用方法は守るようにしましょう。

安価なものは低周波なものが多い

家庭用のemsベルトの中には、低周波のもの、中周波のもの、高周波のもの、干渉波を利用したものなど様々なものがあります。ですが、価格の安いものを選ぼうとすると低周波のものや中周波のものが多くなります。低い周波数では表面の筋肉にしか刺激が与えられず、奥の方にある筋肉には働きかけることはできませんので、皮下脂肪に刺激を与えることはできても内臓脂肪やインナーマッスルまで刺激を届けることが出来ないのです。

また、表面の方の筋肉に刺激を与える際にはピリピリとした刺激を強く感じることがあり、痛くて使用出来ないと感じる人も多いです。せっかく購入してもあまり深いところまで届かずにあまり効果が得られない、痛みを感じてしまって使用出来ないということでは困りますよね。価格の安さというのはもちろん大きな魅力ではありますが、それだけを見て選ぶのではなく、どのような周波数であるのかをきちんと調べてから購入するようにしましょう。

まとめ

運動というのはなかなか継続して行うことは難しいものです。ただ引き締めたい部分に装着するだけで、筋肉に刺激を与えて動かしてくれるemsベルトというのは非常に魅力的なアイテムです。正しい使用方法で使用すればもちろん効果的なものですが、誤った使用方法で使用してしまうと様々な良くない影響を身体に及ぼしてしまう危険性もあります。今回は、考えられるいくつかの危険性をご紹介しましたが、どれもきちんと知っていって注意をすれば起こることは考えにくいものです。こういった危険性があるということを理解した上で、正しく使って理想の身体を手に入れましょう。

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