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ふくらはぎを鍛えるのに効果的なEMSトレーニング法

EMSトレーニングとは電気的刺激を筋肉組織に与える事によって行うトレーニング方法です。EMSの仕組みを簡単に解説すると電気刺激を与えられた筋肉が通常の筋トレの何倍も激しく蠢動する事によって、短時間でも高い効果を得るというものです。今回はEMSを活用してふくらはぎを鍛える事で得られる効果やトレーニング方法をご紹介しながら、その健康面などでのメリットをご紹介したいと思います。

ふくらはぎを鍛えるのがなぜおすすめなのか

EMSトレーニングで鍛える事が出来る部位で一般的なのはやはりお腹や腕などでしょう。しかし最もポピュラーなEMS機器である電極パッドを身体に張り付けるタイプの機器は基本的にどんな部分でも鍛える事が可能です。そこで今回はあまり知られていないふくらはぎを鍛える事が如何に大切かをご説明したいと思います。

まず、ふくらはぎとは下脚の裏側の部分の筋肉の事を言います。なぜこの部分を鍛えるのが大切なのか、一言で言ってしまえば「全ての運動の基本となる部分の筋肉」だからです。

当然ですが人間は二足歩行の生き物です。そのため姿勢制御は2本の脚で行う事になりますが、その脚を支える筋肉がふくらはぎにある筋肉なのです。どんなスポーツでもそうですが、姿勢制御はとても重要な要素です。思った様に身体が動かなければ、いい成績は出せないでしょう。その基礎となる部分を鍛える事がとても重要となる事は理解していただけると思います。

脚は第二の心臓です

スポーツ以外でも脚の筋肉を鍛える事はとても重要です。なぜならば脚は「第二の心臓」と言われる程、健康管理に重要な意味を持っているのです。なぜ脚が「第二の心臓」と呼ばれるのか、その理由は人間が直立歩行をする生き物だからです。

直立歩行をすると重力の関係でどうしても下半身に血液が溜まりがちになってしまうのです。身体のむくみなども実はこの下半身にたまった血液が原因だったりします。心臓は全身の血液の流れを生み出すポンプの役割を持っているのですが、重力に逆らって上半身に血液を送り返すにはかなりの力が必要になります。

その下半身にたまった血液を上半身に送り返すための補助的なポンプの役割を果たしてくれるのが、ふくらはぎの部分の筋肉なのです。この部分の筋肉が激しく伸び縮みを繰り返すと心臓と同じような効果を生み出して、血流をスムーズにしてくれるのです。

例えばデスクワークの人などに多いのですが、この「補助ポンプ」はずっと座っていると動かないので血流が悪くなったり、脚がむくんでしまったりするのです。もっと怖い例を挙げるのであれば「エコノミークラス症候群」があります。エコノミークラス症候群も簡単に言えばずっと座ったままでいたために、全身の血流が上手く流れなくなったことによって引き起こされる病気です。

エコノミークラス症候群は最悪命の危険がありますので、脚の筋肉を定期的に動かす重要性がお判りいただけると思います。一番良いのはジョギングなどで脚の筋肉を動かしていただく事ですが、こまめにふくらはぎを揉んでもらうだけでも血流をサポートする事が出来ますので、普段動かない仕事をされている方は特に意識して脚を動かすようにしましょう。

雑学的な知識ですが脚の筋肉が心臓の役割を果たしている生物で代表的なのが、サラブレッドです。サラブレッドは走る事に特化した人工的な進化をさせられた動物なので、心臓だけでは十分な血流を維持する事が出来ないのです。時々ですがレースで脚を怪我したサラブレッドが安楽死させられることがありますが、これは脚を動かす事が出来なくなったサラブレッドはどのみち死んでしまうからなのです。

かわいそうな話ではありますが、脚を動かせなくなったサラブレッドはその足が段々と壊死して苦しんで死んでしまいます。そんな苦しい思いをさせるならばいっそのこと楽にさせてあげるために、安楽死という処置がされるのです。

EMSトレーニングで出来る事

では次にEMSで出来るトレーニング方法などについて、具体的に紹介したいと思います。まずは電気刺激によって筋肉を鍛える事が出来ます。この際に筋肉を激しく伸縮させるので、下半身にたまった血液を送り返すマッサージにもなります。とくにむくみがひどくて大変だけれど、忙しくてジョギングなどの運動をしている時間が無い方はEMSトレーニングがおすすめです。寝る前の20分で十分なトレーニング効果が期待できるのでお試しください。

またマッサージの効率をより高めたいのであれば、イスなどを使って脚を心臓よりも高い位置に調整してEMSを使用してみてください。脚が心臓よりも高い位置にあれば重力が逆に良い方向に働いて、より効率的に下半身の血液を上半身に戻す事が出来るのです。

また雑学的なお話ですが、このイスなどを使って脚を心臓より上の位置に置くという方法は、地震などの災害時の救命法としても応用できますのでもしよければ覚えておいてください。出血部分が心臓よりも高い位置にあると出血量を抑える事が出来ますので、医療用具が十分に無くても取り敢えずの救命方法としてとても役立ちます。

話を本題に戻しますが、他にもEMSで出来る事は色々あります。ふくらはぎは小さな筋肉ですので、トレーニング効果が出やすいのです。腹筋や大胸筋などの大きな筋肉は鍛えるのにそれなりの時間がどうしてもかかりますが、小さい筋肉ならばすぐに効果が表れます。さらにEMSは短期間で効果を出すのに向いているトレーニング方法なので、とてもおすすめなのです。

効果的にふくらはぎを鍛えるには

EMSトレーニングだけでも効果はありますが、効率的に鍛えたいのであれば他のトレーニング方法も同時に行っていただいた方が効果が上がります。一番はジョギングやサイクリングなどの下半身を重点的に鍛える事が出来るスポーツです。特に通勤に自転車を使う事が出来る方は30分以上毎日サイクリングを行えばかなりのトレーニング効果がありますので、ご検討ください。

そうした時間が取れない方に簡単に出来るストレッチを一つご紹介したいと思います。このストレッチはイスに座っていれば簡単に出来ますので、休憩時間にでも行う事が出来ます。やり方は簡単です、座った膝の上に10キロ程度の荷物を置いてください、その上で足をつま先立ちにして元に戻すのを繰り返すだけです。それだけでふくらはぎが伸び縮みするのでトレーニング効果があります。

例えば職場なら使っていない段ボールに廃棄予定の紙を詰め込むだけでもそれなりの重さになるので、重しを用意するのも簡単に出来ると思います。他にも大きなペットボトルに水を詰めて6本程度まとめて膝の上に載せていただいても、それなりの重さになりますので色々とやりやすい方法を試してみてください。

まとめ

EMSトレーニングでふくらはぎを鍛える方法やその効果についてご紹介しました。特に脚がはたす「補助ポンプ」としての重要な役割についてご理解いただけたと思います。二足歩行は人間にデメリットも与えましたが、それを上回る恩恵を得る事が出来ました。一説には二足歩行が与える衝撃が脳を活性化させて、人類に知恵を与えたという研究者もいるようです。

そんな人類とは切っても切れない深い関係にある脚とその筋肉はぜひ大事にして、鍛えてみてください。

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