コラム一覧

EMSトレーニング関連コラム

sixpadを使うだけで本当に痩せられるのか

かつては腹筋ベルトと呼ばれ、今ではその名称が当たり前となったEMS。市場には実にたくさんの種類のEMS機器が売られています。その中でも累計販売数100万台を突破したsixpad。数あるEMS機器市場でなぜそんなに売れているのでしょうか?痩せられるからなのでしょうか?今回この記事ではEMSの仕組みからsixpadの特徴、そして効果的な使い方までその魅力を探り、痩せられるのかどうか検証していきたいと思います。

 

EMSとは

EMSとは、「Electrical Muscle Stimulation」の略で、電気による筋肉への刺激を表します。本来人間が体を動かす場合、例えば「立ち上がる」と思ったとき、脳が各体の部分に「動け」と指令を出します。自らの意思をもって筋肉に指令を出し、「立ち上がっている」わけです。

しかし電流による刺激の場合、自分の意志とは関係なく、つまり脳の指令がなくとも筋肉に刺激を与え、動かすことができます。他のことを考えていても、他のことをしながらでもEMSが成り立つのはこういった理由からです。

また、理想の体を作りたい!痩せたい!と思ったときに重要視されるインナーマッスルなどの初心者には自分で動かすことの難しい筋肉にもEMSなら刺激を与え、鍛えることが可能です。また、EMS機器は勝手に電流を流してくれるので主な使用方法が「部位に張り付けてボタンを押すだけ」という大変手軽なものになっているのもその魅力の一つと言えます。

 

sixpadの種類

sixpadは特化した部位によって形の違うシリーズが7種類あります。

6分割になった電極で腹筋を重点的に鍛える「Abs Fit2(アブズフィット2」、このAbs Fit2がずれにくいベルト型になり、ウエスト周りにも電極を備えた「Abs Belt(アブズベルト)」、ウエスト・脚・腕に特化した「Body Fit2(ボディフィット2)」、腕を重点的に鍛えるべく電極が2枚付き、外れにくいようベルトがついた「Arm Belt(アームベルト)」、Arm Beltと同じ原理で脚の筋肉を鍛えることに特化した「Leg Belt(レッグベルト)」、足を乗せておくだけで、左右の足に電流が通り筋肉を刺激する「Foot Fit(フットフィット)」、ヒップアップの筋肉を鍛えることに特化したお尻周りと太ももに巻いて使用する「Bottom Belt(ボトムベルト)」、この7種類です。

どの部位もカバーしているラインアップであることがわかります。

 

sixpadだけで痩せられるのか

EMSのしくみでご説明したように、sixpadは電流を自分の意志とは関係なく体に流すことで機器を付けている部分の筋肉を動かし、鍛えるという流れです。また、その電流はsixpadが独自に研究を重ね、筋肉に働きかけるのに一番効率がいいとされる20Hzとしています。

さて、ここで「痩せる」という言葉について考えてみたいと思います。痩せる=筋肉を鍛え理想の体を作る、という意味なのであればEMSを利用したsixpadで達成することは不可能ではありません。

しかし、痩せる=体重が減る、という意味なのであれば、そもそもEMSは体重を減らすことを目的として作られていない、ということを考える必要があります。あなたの「理想の体作り」の最優先事項が「体重を減らす」ことなのであればその手助けをしてくれることはあっても大きく叶えてくれる道具ではありません。

 

まとめ

近年の大流行を受けてますます広がりを見せるEMS機器のなかでも、sixpadの人気は目を見張るものがあります。クリスティアーノ・ロナウドとの共同開発であることはもちろん、計算された電流で、いつでもどこでも手軽に、キツイ運動をすることなく、筋肉を動かすことができるからです。

しかし、筋肉を動かすこと=痩せる、ではないと考えると、sixpadはダイエットに特化した製品ではありません。あくまでも理想の体を作るための補助機器、と考えたほうがいいでしょう。体重を減らすことに効果的なのは食事療法と有酸素運動です。こちらを優先としたプログラムを組み、そこにsixpadを取り入れられれば、理想の体への進化の近道となること間違いなしです。