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EMS筋トレで簡単に痩せられる!?

EMSといえば、サッカー選手のCMが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?そんなプロのスポーツ選手が、身体作りの為に取り入れているというEMSトレーニング。ムキムキの身体になるというイメージがありましたが、一般の人でも気軽に行え、そしてダイエットを目指す人にも最適ということが分かりました!そのメカニズムについて解説します。

EMSと筋トレで効率UP!

はじめに、EMSがトレーニングを効率的にできる理由について解説します。

筋肉は通常、脳からの指令が神経を伝わって各部位に届くことで動き、その指令に従って身体を動かしています。EMSはこうした神経回路を介さずに、直接筋肉に電気振動を与えることによって、筋繊維を収縮させて行うトレーニングです。EMSはもともと医療用に開発され、リハビリなどに用いられてきました。

日本でも十数年前に一度ブームが起きていて、その時は器具をつけて横になっているだけ、テレビを見ているだけといった「ながら痩せ」という部分が注目されていました。最近のEMSブームは、「トレーニングの効率を上げる」ための要素として注目されており、普段からトレーニングをしている人や、ダイエット目的で筋トレをしている人たちにより適したトレーニングとして人気です。

EMSは脳の指令にかかわらず強制的に筋肉にアプローチします。従って、同じトレーニングでもEMSをつけて行うことで、何倍もの効果を得られると言われています。一説には、20分のトレーニングが4時間分に相当するようになるのだとか。

筋トレの効率を飛躍的に高めることができるため、忙しい毎日でもダイエットを諦めたくない人や、短い時間しか取れないけど運動不足を解消したい人にとっては最適なトレーニングと言えるでしょう。

鍛えられる部位

では、EMSではどんな部位を鍛えることができるのでしょうか?

答えは「ほぼ全身」です。EMSをしながらトレーニングをしたから腹筋だけが異常に鍛えられるとか、そういったことではありません。

最近増えているEMSトレーニングを取り入れているジムでは、必ずといっていいほど「EMSスーツ」というものを着用してトレーニングに臨みます。これは、太ももやお尻、腰、お腹、胸、腕、背中、首などあらゆる箇所の筋肉に電気振動で刺激を与えることができるようになっており、各部位の強度や刺激する時間も自由にコントロールすることができるようになっています。

また、もともとはリハビリなどの医療用に開発されていますから、回復・強化させたい部位に直接アプローチできるのが最大の特長です。もし筋力が欲しいなら二の腕を中心に鍛えるなど、自分のなりたいイメージに合わせてカスタマイズして鍛えることができるのがメリットです。

体の状態に合わせて選べる「EMS」と「筋トレ」

EMSは今、様々な種類の商品が出ています。
もっともポピュラーなものは、腹筋にフォーカスしたEMS器具です。多くのメーカーから発売されています。トレーニングジムで使われているものと性能はほぼ同じで、お腹に貼り付けて使用します。トレーニングメニューのアドバイスなどもついているので1人でも自分のペースでトレーニングを進めていくことができるようになっています。

また、ヒップアップに効果的なお尻から太ももにかけて巻きつけるタイプのEMSもあります。お尻が下がる原因とも言われる骨盤のゆがみに改善にも効果的と言われています。
さらに、腰に巻きつけてランニングやウォーキングとの相乗効果を図るもの、小型で二の腕など気になるところに簡単に取り付けられるものなど、自分の状態や目的に合わせて様々なタイプの中から適した製品を選択できます。

EMSをつけているだけでも筋肉にアプローチできますが、筋トレやストレッチなどで負荷をかけてあげるとより効果的です。また、EMSだけだと局部的な刺激のみのため、効果範囲が限られてしまうこともあります。やはり、運動と併用して全身をくまなく動かすことで、EMSを装着した場所だけでなくバランスよく鍛えていくのが良いようです。

EMSに筋トレを併用するのは確かに効果的ですが、どちらも過度に行ってしまうと筋肉痛がひどくなるなど、身体や日常生活に影響が出てしまう可能性もあります。EMSは取扱説明書や使用上の注意などをしっかり確認して、正しい使用法や時間で行うこと、また筋トレとの併用も無理なトレーニングのしすぎに気をつけましょう。

痩せるだけじゃなく鍛えたい方向け

EMSは筋トレとの併用で効率的に筋肉を鍛えることができ、ダイエットにも効果的です。ダイエットで脂肪を落とすために、過度な食事制限をして脂肪と一緒に筋肉量も減らしてしまう人が多いのですが、筋肉量が落ちて基礎代謝が下がるとリバウンドの確率も上がってしまうので、健康的なダイエットとは言えません。
近年のボディメイクブームのように、ただ細い身体ではなく、「引き締まった健康的な身体」づくりを目指すのが理想的なダイエットです。その為に鍛えて筋肉量を増やすことは、一時的に体重が増えたり太く見えたりすることはあるかもしれませんが、結果的には身体に脂肪がつきにくい、太りにくい身体になることができます。

そんな、「鍛えて痩せる」ダイエットをしたい人に、EMSを取り入れたトレーニングは向いています。脂肪を燃焼させやすい基礎代謝の高い身体づくりには、「大きな筋肉」を鍛えるのが効果的です。身体の中で大きな筋肉とは、大胸筋や背中の広背筋、下半身の大臀筋、大腿四頭筋、ハムストリング、ふくらはぎなどです。中でも下半身の太ももの筋肉(大臀筋。大腿四頭筋)は全身の筋肉の半分を占めているので、優先的に鍛えたい部分です。

これらの部位の筋肉を、EMSを使って鍛えることで、効率的に筋肉量を増やしていくことができ、基礎代謝量の増加と太りにくい健康的な身体づくりに役立ちます。

女性からの人気が高い理由

これまで、EMSを使ったトレーニングは男性が筋肉質な身体を作るために使うというイメージが強かったですが、最近では女性向けのEMS製品も登場しており、積極的に鍛えている女性を中心に人気が高まっています。女性向けのジムでも、ヨガやピラティス、加圧トレーニングなどのメニューに加えて、EMSを取り入れたコースを提供しているジムが増えてきました。

女性向けのEMS製品の1つを調べてみたところ、腹筋に貼り付けるのは通常のEMSと同じですが、形状に特徴があり、ウエストにあたるサイドの部分が長く設計されていました。これは、「腹筋は鍛えたいけど、ウエストのくびれも作りたい」という女性の声から開発されたとのことで、実際のユーザーの声を元にしているので効果がありそうです。

また、最近はSNSなどで女性芸能人やモデルが、自分が実践している食事法や様々なフィットネスを紹介することが増え、一般の女性たちの中も「健康的な美」を求める傾向が出てきています。EMSは「鍛えて痩せる」トレーニングのため、こうした需要にマッチしており、また普段自分では鍛えにくい部位にもアプローチできるため、人気が高まっていると言えるでしょう。

まとめ

EMSは誰でも比較的簡単に扱え、筋トレなどと併用することで効率的に筋肉を鍛えることができます。ダイエットをしたい人は、過度な食事制限やいきなり苦しい運動を長時間続ける前に、EMSにトライしてみるのもいいかもしれません。短時間でも、身体を動かしていると汗がじわじわと出て、筋肉を使っているという実感ができます。普段運動不足の人や、筋肉量が少ない人は特に、まず筋肉量を増やして「痩せる土台」を作っていきましょう!

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